日本プライマリ・ケア連合学会
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研究助成

未来研究リーダー養成プロジェクト 研究実践Bコース

※申請受付期間 平成30年1月30日(火)まで延長しました

募集要項

背景

 我が国において、プライマリ・ケアが、医学界の中で一つの学問分野として認知され、発展していくためには、学術的な基盤の確立が極めて重要です。しかしながら、我が国の同領域におけるリサーチの実践は十分とは言えず、プライマリ・ケアの現場からの科学的なエビデンスの発信は極めて少ないのが現状です。日本プライマリ・ケア連合学会は、同領域をリードする学術団体として、この現状の改善に取り組むことは非常に重要なミッションであると考えています。
 プライマリ・ケアの現場からリサーチエビデンスを発信して行くためには、地域医療の現場を熟知し、かつリサーチマインドと高い研究能力を持つ人材の存在が必要不可欠であることはいうまでもありません。また近年、大学においてもプライマリ・ケア領域のポジションが増えつつあるが、それを担当できる能力を持つ人材が不足していることが問題となっています。
 そこで今回は、研究に関する能力を身につけ、将来にわたって学術活動を続ける強い意思を持つ本学会の若手会員と、その指導に当たる施設および指導医を対象として戦略的な支援を行うことで、本学会の将来の学術活動を担うリーダーとなる人材を戦略的に養成することを目的とするプロジェクトを導入することになりました。

本プロジェクトの目標

 研究に興味のある若手会員が、原著論文を発表できるレベルの研究能力を確実に修得できる仕組みを提供し、もって将来、プライマリ・ケア領域の学術的活動を牽引できるリーダーとなる研究人材を育成すること。

プロジェクトの概要

◆コースの概要
 本プロジェクトは、研究基礎コース、研究実践コースの2つのコースから構成されます。研究基礎コースは、e-learning等を用いて研究を実践できる基礎的な能力を修得する取り組みを支援します。研究実践コースは、指導者による指導と支援を受けて研究を実施し、その成果を英文論文として発表する取り組みを支援するもので、専任の指導者を配置して全国から研修生を募集するAコースと、各施設における指導者と研修生のペアを支援するBコースを設置しています。
※これらのコースのうち、今回は研究実践Bコースの募集を行います。
 ◇ 研究実践コース
  【目標】研究計画から論文執筆に至るまでのすべてのプロセスを経験して、その成果を英文原著論文として発表できる能力を修得する。
   ∇ Bコース
    【方法】すでに十分な指導のリソースを有し、研究を希望している若手家庭医療専門医・専攻医がいる施設を対象とする。
        指導責任者と若手医師がペアで申請し、採択されたプロジェクトには、指導責任者に指導経費、若手医師に研究費を
        助成する。
    【期間】受講者あたりの在籍期間は3年間を上限とする。
    【定員】2名/年

◆補助事業の内容
 ◇ 研究実践コース
  補助金額および支給条件は以下の通りです。

  • 指導者向け:30万円/3年。指導者へのインセンティブとして、おもに指導者が指導のための時間を確保し、指導の質を高め、円滑に指導するのに資する経費を補助する。
  • 研修生向け:70万円/3年。研究実施にかかる費用を補助する。
  • 支出できるもの:事務人件費、調査旅費、消耗品費、印刷費、調査協力謝礼、通信費、データ入力経費、英文校閲費、投稿料などとする。パソコン、解析ソフト、机などの一般的な備品、会議費、学会参加費、視察旅費などは認めない。
  • 予算の運用:原則として学会で管理する。経費運営上必要な理由がある場合は、一部を指導責任者の所属機関に一括払いすることも可能。(その場合の会計管理は科研費に準じる形で行い、会計報告書を学会に提出する)
    ※予算計画は、採択決定後、年度ごとに提出していただきます。

◆研究報告会
 研究実践コースに採択された指導者と研修生は、毎年、学術大会で開催される報告会に必ず参加してください(2018年は6月16日(土)予定)。発表内容は以下の通りです。
 初年度:指導計画発表(全体を把握する)
 2年目:研究計画発表(この時までに倫理委員会の承認がすんでいること)
 3年目:研究進捗状況発表(この時までにデータ収集が始まっていること)
 4年目:研究成果発表(この時までに論文投稿が終わっていること)
     指導成果発表(指導医)
 なお、研究に興味のある学生・研修医・専攻医の研究へのモチベーションを高めるため、報告会は対象者以外にもオープンにしますのでご了承ください。

◆モニタリング
 採択者には、毎年、プロジェクトの実施状況を本学会に報告していただきます。プロジェクトの条件を満たさなくなった場合、当初予定されていた成果を大幅に下回る場合は、途中で補助金の減額・打ち切りなどの措置を行うことがあります。

応募条件

 今回の募集では、研究実践Bコースの指導者/研修生のペアの募集を行います。
◆研究実践コース(Bコース)
 以下の条件を満たす指導者と研修生の中から、補助対象者を選定します。
  【認定条件および評価条件】

  • 指導者
    • 原著論文を発表する指導力を有していること。筆頭英文原著論文の実績があることは必須とする。
    • そのほか、指導実績、学位等を評価材料とする。
  • 研修生
    • 原則として40歳未満の会員であること。
    • 大学等に所属する研究生、大学院生は対象外とする。
      (大学のプログラムに所属する専攻医、研修登録医は可)
    • 研究基礎コース修了あるいは修了見込みか、それと同等の能力を有していること。
    • 研究に興味を持ち、原著論文を発表するまで、研究の学習と実施にコミットする強い意思を持っていること。
  • 研究環境
    • 研究に関する学習および研究実施に充てる時間を確保できること。
    • 具体的には、受講者が所属する施設および部門責任者が、研究のための時間をprotectすることを確約できること。(研究の時期により異なるが、おおむね週1日程度)
  • 成果発表
    • プロジェクト終了1年以内に、研修生が筆頭かつ指導者がコレスポンデイング著者で英文原著論文を発表すること。和文、学会発表、ケースレポートは認めない。

応募手続き ※延長しました

 申請書式に必要事項を記載の上、平成30年1月9日(火) 平成30年1月30日(火)までに学会事務局担当係に提出してください。学会で審査のうえ、2月末までに申請者に採択結果を通知します。

提出書類

 以下の書類を提出してください。

  1. 指導者・研修生 応募用紙
  2. 指導者・研修生 履歴書
  3. 申請承認書

書類提出先・お問合せ

一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会 事務局担当係
TEL:06-6449-7760
FAX:06-6441-2055