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ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト

開催予定 -ジェネラリスト80大学行脚-

 ※準備中※

開催履歴・報告 -ジェネラリスト80大学行脚-

東邦大学ジェネラリストセミナー2016

【日時】2016年12月17日(土)
【場所】東邦大学シミュレーションラボ
【講師】
稲葉 崇 筑波大学総合診療グループ
大塚 貴博 明戸大塚医院
佐々木 陽典 東邦大学医療センター大森病院総合診療科
吉田 一隆 福島県立医大総合診療科
水谷 佳敬 さんむ医療センター
吉澤 瑛子 亀田ファミリークリニック
泉水 信一郎 荒川生協診療所
【参加人数】14名(医学生14名)
【主催】東邦大学OB有志
【共催】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
【後援・協賛】東邦大学医療センター大森病院総合診療科
【WS内容】
 14:00~14:10  オープニング
 14:10~14:40  総合診療とは何か
 明戸大塚医院の大塚貴博先生に、総合診療の概論の講義を行っていただきました。様々な疾患に対応するだけでなく、その人の人生・家族・社会も幅広く診ていくという総合診療のおもしろさが伝わる内容に、学生の興味も増した様子でした。
 14:40~16:00  ジェネラリストキャリアカフェ
 学生・講師をそれぞれ3チームにわけ、15分間×3回の時間配分でキャリアについて話し合うキャリアカフェを行いました。なぜ総合診療を選んだか、総合診療の魅力、どんなことに悩んだかなどを講師が語り、学生からはキャリアに関する悩みや率直な不安などの話題が出され、様々なディスカッションが展開されました。学生からは「今後のキャリアの参考になった」「総合診療にますます興味がわいた」などの感想が寄せられました。
 16:00~17:00  発熱のみかた・考え方~学生編~
 発熱をテーマに症例検討を行いました。中年女性の発熱の症例を挙げ、鑑別疾患や追加問診をチームごとにディスカッションしました。症例を通じて、問診・身体診察の重要性、幅広い鑑別を挙げることの重要性に気付くことを目標としました。

 懇親会でも多くの医学生が参加し、賑やかな会となりました。
 学生アンケートの満足度も高く、来年度以降の継続開催を期待する声も多数ありました。OB・OG同士の交流も進み、実りある会となりました。今後も継続的に開催していきたいと思います。
  

東大よろづや 緩和勉強会

【日時】2016年3月11日(金)
【場所】東京大学 医学部 教育研究棟 セミナー室2
【講師】
宇井睦人(川崎市立井田病院 総合診療科/緩和ケア内科)
田中雅之(東京医療センター 総合内科)
【参加人数】医学部生 11名(2年生:1名、3年生:6名、4年生:2名、5年生:2名)
      参加大学は東京大学、東京医科歯科大学、防衛医科大学など
【主催】東京大学サークル「よろづや」
【共催】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
【WS内容】
 最初に簡単な自己紹介と参加理由を全員で共有した後、「マンガで考える緩和ケア 〜緩和ケアって何なんだ?〜」タイトルで講師のがレクチャー+適宜Think Pair Shareと全体ディスカッションを用いたワークショップを行った。
 中世ヨーロッパ以降、どのように緩和ケアが発展してきたか「緩和ケアの歴史」をおさらいをしつつ、現在の定義や概念、実際の臨床場面の一例を共有した。しかし現場で出会う臨床的問題は倫理的な問題が大きく、「5人の人と、1人の家族だったらどちらを助ける?」という質問を展開しつつ、臨床的問題のジレンマを感じてもらった。プラハ憲章やシネメディケーションを紹介しつつ、この日のセッションでは「ブラックジャックによろしく」という漫画を扱ってゆくことを共有した。
 その後、様々な漫画のシーンを、臨場感を持って(ほぼ一人四役)宇井がセリフを読み上げつつ、適宜区切って身体的・精神的・社会的苦痛やスピリチュアルペインについてディスカッションし緩和ケアに関する解説を加えていくことで、一人のがん患者さんが死を迎えるまでの苦悩や葛藤を疑似体験してもらった。終了時には涙を流す学生もおり、東大サークル「よろづや」の学生さんも「これまでの勉強会で最も心を動かされた」と言ってくれるなど、評判は上々であった。
 その後は田中先生の「看取り」のレクチャーで、卒前教育にはあまり触れない看取りについて解説してもらい、これも学生さんには大変新鮮だったようである。本郷三丁目近辺の中華料理屋で懇親会を行い、解散とした。

第3回 家庭医療★総合診療全国公開セミナー in Tsukuba

【日時】2016年11月12日(土)12:30~18:20
【場所】筑波大学医学学系棟 4A103・104・322 他
【参加人数】37名(医学生、薬学生、医療事務、鍼灸師、医師)
【主催】文部科学省未来医療研究人材養成拠点形成事業
    筑波大学『次世代の地域医療を担うリーダーの養成』
【共催】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
【WS内容】
12:30~13:00 オープニング

13:00~14:40 <セッション1 or 2 or 3 (どれか1つ選択)>

  1. 一歩進んだ医療面接
    しゃべり続ける方、感情をあらわにする方など、コミュニケーションの基本だけでは対応できない患者さんへの対応を学びました。参加した学生さんからは、「共感や傾聴だけでは対応できない事もあるという事を学んだ」という感想もいただきました。
    高橋弘樹(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    高橋弘樹(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    孫瑜(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    竹内優都(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    任明夏(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    福田幸寛(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
  2. 学校では教えてくれない!?医療にまつわるおカネの話
    大学では学ぶ機会の少ない、医療費をテーマに学びました。クイズ形式で検査の金額について学んだり、実際に模擬患者さんのカルテから医療医を計算したりと、「無駄遣いしない医療者になろう」を合言葉に金銭感覚を身につけられたのではないでしょうか。
    山本由布(筑波大学附属病院 総合診療グループ、笠間市立病院)
    荻野利紗(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    久野遥加(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    芦野朱( 医療生協さいたま さいたま総合診療医・家庭医センター)
  3. EBMのイロハ
    エビデンスを理解するための基本的な知識や、調べたエビデンスをどのように患者さんの診療に役立てるか、ロールプレイを通して実践的に学びました。患者さんの状況や背景、感情のバランスをふまえた上で診療方針を決定することがEBMなのだと学ぶこととが出来たようです。
    片岡義裕(筑波大学医学医療系 地域医療教育学 助教)
    大澤さやか(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
15:20~17:00 <セッション4 or 5 or 6(どちらか1つ選択)>
  1. 医療から在宅へ 始めよう多種職連携
    現役の理学療法士、退院調整看護師、訪問看護師、ソーシャルワーカー、医師、ケアマネが集まり、実際の入院患者を例に挙げ、自宅に帰るために関わる職種の考え方を学びました。講師は北茨城市で実際に連携を普段からしているメンバーで、最後の退院前カンファレンスは臨場感満載でした。
    高橋聡子(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    海老原稔(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    一瀬将宏(瀧病院 主任介護支援専門員)
    佐藤律子(北茨城市民病院 医療ソーシャルワーカー)
    高木和宏(北茨城市民病院 リハビリテーション室 副室長)
    増田史枝(北茨城市民病院 退院支援看護師)
    進藤由佳(いそはらクリニック 認定訪問看護師)
  2. ひとまずやろうぜ!診療所救急
    診療所や小病院の外来の設定で、診療の流れを体系的に学ぶセッションです。たくさんの学生さんたちに参加いただき、ロールプレイを交えながら実際に診療所勤務の医師になったつもりで対応の手順を体験してもらいました。
    高木博(川崎医療生活協同組合 川崎セツルメント診療所所長)
    稲葉崇(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    大澤亮(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    上田篤志(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    任瑞(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    坂倉明恵(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
  3. 総合診療医のキャリアについて語ろう
    総合診療医はどんな道を歩いているのか?なぜこの道を進み、普段何をして、将来をどう考えているのか?様々な背景を持った筑波組のレジデント、スタッフが集まり、グループディスカッションを通して普段は聞けないざっくばらんな話ができたようです。
    細井崇弘(筑波大学医学医療系 地域医療教育学 助教)
    片岡義裕(筑波大学医学医療系 地域医療教育学 助教)
    前野哲博(筑波大学医学医療系 地域医療教育学 教授)
    横谷省治(筑波大学医学医療系 地域医療教育学 講師)
    永藤瑞穂(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    高橋弘樹(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    竹内優都(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
17:10~18:20
<振り返り&全体交流セッション>
「今、改めて考える~どんな医療者になりたいか?」
1日のセッションで学んだことを振り返ってもらった後に、改めてどのような医療者になりたいか、という原点を考え意見を交換をしてもらいました。

 今年は3回目の開催となりました。学生さんの意見を参考にして新しいセッションを取り入れたり、過去に好評だったセッションを練り直したりと、各セッションごとに入念な準備をして臨みました。当日は多くの方に参加してもらい、参加者も講師も、互いに交流をしながら生き生きと学ぶ姿が印象的でした。また来年もパワーアップして開催できれば良いと思っています。
 参加者の皆さん、講師の皆さん、企画運営をしたスタッフの皆さん、ありがとうございました。

やってみよう?多文化ヘルスプロモーション!~文化が異なる地域での検診受診のすすめかた~

【日時】2016年9月4日(日) 9:30~12:00
【場所】秋田大学医学部 本道会館
【講師】
岡崎 寛子 久地診療所
清田 実穂 あさお診療所
勝又 聡彦 あさお診療所
里井 義尚 久地診療所
高木 博 セツルメント診療所
仲野 惟 佐久病院
民部 貴士 川崎協同病院
【参加人数】17名(医学生16名、初期研修医1名)
【主催】秋田大学医学科 学生有志
【共催】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
【WS内容】
 最初に佐久病院の仲野先生より、家庭医とは、というテーマでレクチャーをしていただきました。定義に加え、先生のおばあさまの症例を例に挙げ、家庭医の総合的な視点、そして予防的介入の可能性についてお話をしていただきました。
 続いて、今回のメインテーマである多文化ヘルスプロモーションのワークが行われました。子供の予防接種のためにやってきた母親たちに乳がん検診受診を勧めるのですが、富裕層も多く住む山診療所と、生活保護世帯が多い海診療所では、まったく状況が違います。そのふたつのロールプレイを実際に先生方がしてくださり、それぞれの母親にどのような言葉をかけて説得すれば乳がん検診を受けてもらえるのかを学生がグループで話し合い、発表しました。
 次に、岡崎先生よりヘルスプロモーションについてのレクチャーがありました。坂道の図の動画などを用い、ヘルスプロモーションには個人の背中を後押しする活動と、坂道の傾斜を緩くしてあげるための活動があるということを教えていただきました。その後、個人ではなく全体へのヘルスプロモーションを行うにあたって、家庭医としてどのような介入ができるかをグループで話し合い、発表しました。

 ワーク終了後には、座談会が行われました。

  1. 家庭医になるには?
  2. 病院家庭医と診療所家庭医の違い
  3. 家庭医って何をしているの?
  4. フリー
の4つのテーマを設け、学生はそれぞれ興味があるテーブルに座り、先生方と自由に話すという時間でした。


第4回 総合診療のことびんちょ~さびら ―ちょっとお話KSK(聞かせてください)-

【日時】2016年7月23日(土)
【場所】琉球大学 医学部
【講師】
本村和久先生 沖縄県立中部病院 総合内科
新里敬先生 社会医療法人敬愛会中頭病院 感染症・総合内科
【参加人数】29名(医学生21名、その他医師1名、その他1名)
【主催】琉球大学医学科 学生有志
【共催】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
【WS内容】
テーマ『問診!!』
【目的】
 総合診療医の立場での患者さんへの接し方や問診方法など、実際に模擬患者さんへの問診などを通して体験してもらい、患者さんを総合的に診るとはどのようなことなのかを学ぶ。
【方法】
 実際に総合診療の分野で活躍されている先生方を講師としてお招きし、講演とケーススタディの2本立てで進行していく。ケーススタディは、『問診』を重要視したものを提示していただき、低学年からでも参加しやすい内容を考慮する。参加者に問診を実際に取ってもらう形式。 模擬患者役は先生にお願いした。


 新里先生と本村先生の講演&ケーススタディに関して参加者に対しアンケートを行った。結果では、本村先生の講演については「大変勉強になった」が73%、「勉強になった」が27%であった。本村先生の講演については「大変勉強になった」が73%、「勉強になった」が27%であった。新里先生の講演についても「大変勉強になった」が74%、「勉強になった」が26%であり、参加者の満足度の高い勉強会となった。

1からわかる総合診療・家庭医療 ~現場での実践とキャリア~

【日時】2016年3月13日(日) 14:00-18:00
【場所】東海大学医学部(伊勢原キャンパス)医学部
【講師】
小宮山学 ありがとうみんなファミリークリニック平塚
早坂啓伸 ありがとうみんなファミリークリニック平塚
宮坂晋太郎 東海大学医学部付属病院 総合内科
濱井彩乃 森の里病院 内科/亀田ファミリークリニック 家庭医診療科
金城謙太郎 森の里病院 総合診療科/亀田総合病院
【参加人数】21名(医学生20名、その他医師1名)
【主催】東海大学医学部付属病院 総合内科
【共催】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
【WS内容】
 新専門医制度では19番目の専門医として「総合診療医」が認定される予定です。楽しく・わかりやすくをモットーに、総合診療・家庭医療を1から知ることができるワークショップを東海大学で開催しました。短時間で様々な切り口からのセッションが行われ、盛りだくさんの会となりました。
セッション① 家庭医「超」入門(ありがとうみんなファミリークリニック平塚 小宮山学)
 家庭医とは何か?実際の現場での働きぶりを紹介しながら、家庭医の概念的な部分までわかりやすく噛み砕いて伝えるレクチャーとなりました。
セッション② 「家で過ごす」を支えたい ~訪問診療の実際~(ありがとうみんなファミリークリニック平塚 早坂啓伸)
 訪問診療はどんな患者さんに行われるの?ケースを元に、患者さんの希望を支える訪問診療の実際、おもしろさ・やりがいを伝えるセッションでした。
セッション③ Dr.Gに挑戦!(東海大学総合内科 宮坂晋太郎 他)
 小グループで鑑別診断をあげてディスカッションしながら、診断学を用いて患者さんの病に迫るおもしろさ、難しさ、奥深さを実感することができるセッションでした。
セッション④ スポーツ医学と家庭医って相性抜群なんです(森の里病院 濱井彩乃)
 家庭医のスキル・役割が実はスポーツ医学の現場でもとても役立ちます。スポーツドクターに興味を持つ学生さんも多く、興味が深まるセッションでした。
セッション⑤ 家庭医・総合診療医のキャリアを考える(森の里病院 金城謙太郎
 制度が変革の時期を迎える中、どのように考えてキャリア選択をしていけばよいのか?新制度での研修内容などを紹介しながら、学生にとってはこれからを考える良い機会となりました。

 懇親会でも多くの医学生が参加して交流が行われ、賑やかな会となりました。

もっと身近に!ウィメンズヘルス!〜ニャン吉くん、教えてあげるよ!編〜

【日時】2016年1月23日(土) 10:00-17:00
【場所】長崎大学 坂本キャンパス ポンペ会館1階 セミナー室
【講師】
水谷佳敬:長崎医療センター産婦人科
金弘子:頴田病院 飯塚・頴田家庭医療プログラム専攻医
鳥巢裕一:長崎医療センター家庭医療後期研修プログラム専攻医
神田萌:北海道家庭医療学センター家庭医療後期研修プログラム専攻医
高原紗綾:大村市民病院
丸山淳也:岡山家庭医療センター 奈義ファミリークリニック
【参加人数】19名(医学生12名、初期研修医1名(歯科)、看護学生2名、医療系学生1名、医療従事者3名)
【主催】ながさき地域医療人材センター
【共催】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
【WS内容】
 10:00-10:15 アイスブレーク(水谷先生・金先生)
 10:15-12:30 Step0「女性」を診る・ナプキンワーク・Step1 妊娠前のケア(神田先生)
 12:30-13:15 昼食
 13:15-13:30 トークセッション(高原先生)
 13:30-15:30 Step2 妊娠中のケア・調乳ワーク・Step3 産後のケア(鳥巢先生)
 15:45-16:15 ポストテスト(水谷先生)
 16:15-16:45 質疑応答(水谷先生)
 17:00     閉会・写真撮影

▼Step0 「女性」を診る
 女性患者への医療面接の心構え・コミュニケーションの工夫などは基本的な医療面接の姿勢とほとんど同じだから、気負わずに!というアドバイスを頂きました。実際にスモールグループでお互いに医療面接を行ったあと、会場からは「いざ本番になった時にちゃんと聞けるのか心配」「若者だけれど、プロとして威厳を持って聞くことができるのか心配」など声が挙がりました。講師からこのような場で少しずつ練習していくことが必要であること、ライフステージを意識した問診を心掛けるなどプラスひと工夫を大切にしてほしいということを強調されました。

▼ナプキンワーク
 男性はモノ自体・開け方・捨て方すべてが新鮮で、皆真剣な面持ちでした。女性からも「これで20mlなんだ」「意外とさらさら」という声も挙がりました。タンポンを置き忘れてsepsic shockになって運ばれてくることもあるということで、医療現場でも忘れてはいけない知識です。ナプキンの歴史を学んだり、ナプキンの断面を見たりするワークも面白いのではないでしょうか。

▼Step1妊娠前のケア
 妊娠前のケアは妊娠可能な全ての女性が対象になり、いつでもできる介入です。葉酸摂取やタバコやアルコールなどが母体・胎児に与える影響に加えて、家族計画や正しい避妊の知識の必要性を学びました。会場からは本人の生活環境・悩みの有無、産後の考えなどについても聴取する必要があるという意見も挙がりました。

▼トークセッション
 五島で産婦人科医として勤務されていた経験をお話して頂きました。事前に寄せられていた質問に「離島での出産に対する不安」が挙げられており、医療者としてどう接するか・当事者であった場合はどうするかについて、両方の立場からアドバイスを頂きました。

▼Step2 妊娠中のケア
 話題となっている放射線暴露の話を中心に、薬剤やワクチン接種の内容について話して頂きました。妊娠週数によって母体と胎児の状態が違うため、週数に応じたケアを行うことの重要性を強調されました。妊婦さんへの投薬はどうすればよいか、先生が実際に現場で調べている方法とツールについても教えて頂きました。

▼調乳ワーク
 調乳は初めてという人がほとんどでした。感染予防のため、温度や時間に注意することを学んだあと、参加者全員が調乳に挑戦しました。冷やし過ぎるとぬるくて美味しくなくなり、かといってあまり冷やさないと熱くてやけどしてしまうという具合で、参加者のほとんどが温度の調整に苦戦していました。自分で調乳したミルクを実際に飲んでみましたが「まずい」「懐かしい味がする」など感想は人によってまちまちでした。最後に調乳した人には哺乳瓶から飲んでもらいましたが、吸啜の力が弱くても意外と出てくるなど哺乳瓶を使った本人にしかわからない体験ができたようです。

▼Step3産後のケア
 授乳中の投薬についても、妊娠中の投薬と同様にツールを活用することを学びました。児・母にとっての母乳育児の利点について知り、可能な限り母乳育児をサポートする必要性や、やむを得ず人工乳になる人への配慮を忘れないことを強調されました。

▼質疑応答
 事前に寄せられていた質問に加え、当日の疑問点を書き出してもらい、その中から30ほどの質問に答えて頂きました。実際に友達からされた相談に対するアドバイスや子宮頸がんワクチン、インターネットやテレビで流されている情報とのつきあい方についての質問が多く挙がりました。

◎主催者より
 講師の先生には、今日から誰かにアドバイスできるようになることを目標に、優しい内容で話して頂きました。講師の先生・参加者の男女比はともに1:1、医学生だけでなく医療関係者も多く参加して頂いたため、想像以上に参加者同士での意見交換も興味深いものとなったようでした。講師の先生が要点を簡潔にまとめてくださったレジュメが最後に配布され、知識定着の一助になったようです。

◎当日の様子



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