日本プライマリ・ケア連合学会

日本プライマリ・ケア連合学会

  1. HOME
  2. 医学生・研修医の方:ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト

ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト

開催予定 -ジェネラリスト80大学行脚-

第5回中国地方プライマリ・ケア交流会

 【10/22 第5回中国地方プライマリ・ケア交流会】参加者募集中です!
 10月22日(10:30~18:30)に岡山大学にて行います、第5回中国地方プライマリ・ケア交流会のお知らせです。
 身近で何でも相談に乗ってくれる総合的な医療であるプライマリ・ケアは、患者さんに寄り添うべき医療者として、どんなジャンルに進むとしても1度は触れておいて損はない分野です。
 本交流会は、プライマリ・ケアについて様々な角度から学びを深め、更にプライマリ・ケアに興味のある方々が交流できる場となっています。医療系学生であれば医学生だけでなく、もちろん看護・薬学などの参加も大歓迎です。
 名称は中国地方になっていますが、中四国交流促進のため四国の皆さんの参加もお待ちしています!

【日時】2017年10月22日(日)10:30~18:30
【場所】岡山大学鹿田キャンパス
【内容】
 本交流会では、3つのメインイベントを行います。
 1つめは、岡山大学医療系サークルによるワークショップです。
 5つのサークルが、普段自分たちが学んでいることを沢山詰め込んだWSを行います。実際に地域に入って地域の暮らしを学ぶ地域ゼミ、医療面接の実践を行うOCSIAなどユニークなサークルが準備を進めています。
 お昼の時間には、岡山大学だけでなく他大学のサークル紹介も予定しています。

 2つめは、第一線で活躍されている講師陣によるワークショップです。
 高齢者のための移動スーパー「とくし丸」の社長である住友先生、身体診察のプロである上田先生、実際に診療所で働く佐藤先生、地域の人と一緒に医療を進めるケア・チームに重点を置く和田先生に、それぞれの実体験に基づいた実践的なワークショップを担当していただけることとなりました。
 なお、サークル・講師ワークショップは自分が受けたいものをそれぞれ1つ選択できます。

 3つめは、パネルディスカッション・情報交換会です。
 パネルディスカッションは、年代の近い若い先生方のお話を伺うことで、自分の将来についても考える機会となります。最後の情報交換会(懇親会)では、気になった先生方と直接お話しすることも出来ます。
 タイムスケジュール

【主催】日本プライマリ・ケア連合学会 学生・研修医部会 中国支部
【共催】中四国若手医師フェデレーション、中四国若手医師フェデレーション学生部会
    岡山大学医療系サークル(OSAL、OCSIA、ILOHA、地域ゼミ、医療ゼミ)
【協力】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部門 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト

【参加費】600円(昼食代)、1,600円(昼食代・情報交換会代)
【お申し込み】
https://goo.gl/RPQs3X
 患者さんに寄り添った医療に興味がある!中四国の学生・サークルと交流したい! 地域医療に関わっている先生方とお話ししてみたい!プライマリ・ケアについて知りたい! という皆さん、第5回中国地方プライマリ・ケア交流会に参加しませんか?
 中四国各県より日帰りで参加できる時間となっておりますので、ぜひ岡山にて、プライマリ・ケアにどっぷりはまる濃い時間をお過ごしください!
ポスター

開催履歴・報告 -ジェネラリスト80大学行脚-

家庭医療ってなーに?〜「あなた」が憧れた町医者の姿がここにある!!!〜

【日時】2018年5月27日(日)
【場所】東京女子医科大学中央校舎424
【講師】
西村真紀(川崎医療生協 川崎セツルメント診療所)
清田実穂(川崎医療生協 あさお診療所)
堀越 健(医療法人社団家族の森 多摩ファミリークリニック)
【参加人数】医学生 13名
【主催】PC’s関東、日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部門 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
【WS内容】
14:30-14:45
オープニング挨拶 本プロジェクト開催の経緯 参加者アイスブレイク(絵しりとり)堀越先生・溝越
14:45-15:15
「家庭医療/総合診療って何?~私が家庭医になったわけとこだわり続けていること~」 西村先生
:医師を志すきっかけとなったエピソード紹介をしていただき、先生の原点が「健康格差」であり、また、病気を引き起こす原因をBPSモデルを用いて多面的に探り、健康の社会的決定要因(SDH)など医学・scienceのエビデンスにもとづいて医療を行うことが先生ご自身が長年働いてきて辿り着いた家庭医の姿であることを教えて頂いた。家庭医が未だ社会または医師社会の中で浸透していない現在、大きなロールモデルを得ることは参加者自らの進路への不安解消や自信に繋がった。
15:15-16:30
「家族をみる、家族もみる~家族志向ケア~」 清田先生
:まず、家族というものの定義を確認し、家族志向のケアにおける四原則を学ばせていただいた。家族を評価/理解するツールとしての家族図を実際にWSとして描くことで理解を高めることができた。特に、健康に対する考え方や病気の捉え方は家族の影響を受けるという、患者が「家族という背景」をもっており、また自分自身にも”当たり前や普通”が存在していることを自覚することが重要である、というお話は参加者にとって新しい視点であった。
16:30-16:45
まとめ 夏セミの紹介 写真撮影・解散 堀越先生・溝越
【総括】
 総員が少人数だったこともあり、終始会場は賑やか且つ和やかな雰囲気で行うことができた。参加者は1年生3名・2年生4名・3年生4名・5年生1名・6年生1名であり低〜中学年が中心であった。家庭医療に馴染みのない人はもちろん、学びを深めている人も「家庭医療の総論」の部分のお話は非常に興味深く、実りある勉強会となった。

他の職種の仕事って気になりませんか?~みんなで患者さんのケアを考えてみよう!~

【日時】2018年4月29日(日)13:00~17:00
【場所】大阪医科大学 新講義実習棟 P615教室
【講師】
花房徹郎(ファミリークリニックあい所長)
佐々木隆史(こうせい駅前診療所所長)
北村義久(さわやか歯科子どもの発達研究所所長)
竹内あずさ(くるみ薬局)
時岡奈穂子(NPO法人はみんぐ南河内)
柳生恭子(訪問介護ステーションたんぽぽ)
渡邊公二(西淀病院)
武智耕治(膳所第二地域包括支援センター)
【参加人数】医学生 17名、医療系学生 7名、医療従事者 2名
【主催】日本プライマリ・ケア連合学会 学生・研修医部会 関西支部
【共催】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部門 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
【WS内容】
 多職種の先生方へのインタビューと症例を通して患者さんのハッピーな在宅療養生活を考えるといった2つのワークを通して、多職種協働によっていかに個々の患者さんのケアの質を高めることができるか学ばせていただきました。ワークでは介護保険によるサービスの提供についても学びつつ、それだけにとどまらず、患者さんの希望が叶えられるようなケアを自由に考えました。

 今回は家庭医療や総合診療への興味もバラバラな多職種学生と医療系職種の方々の参加となったことで、そういった異なる興味・関心を持った参加者が組みになって共通の目標に向かってワークを行う新鮮さもありましたし、多職種の方々の話をよく聞いて情報共有を図ることが信頼関係構築への第一歩となることも感じました。もちろん、花房先生と佐々木先生が多職種学生で行うのに適した在宅療養がテーマのワークを用意してくださり、それにファシリテーターの先生方もお力添えくださったことでワークがより良いものとなったことは言うまでもありません。ご多忙のところご支援くださった先生方には心より御礼申し上げます。

"体感"しよう ~医師のみぞ知る世界~

【日時】2018年2月12日(月)
【場所】自治医科大学 学生寮
【講師】
平野貴大(弘前大学大学院医学研究科 総合診療医学講座)
【参加人数】医学生 7名
【主催】Jichi Family Mates
【共催】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部門 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
【WS内容】
 自治医科大学は学費が免除されている代わりに、大学卒業後に出願した都道府県で原則9年間のへき地勤務をすることになっています。そのため、他大学と比較しても自治医科大学では特に地域医療に関わる教育プログラムの数が多いことが特徴です。また、学校での授業の他に自治医科大学出身の先生からへき地・地域での医療や勤務状況についてお話を伺う機会も多くあります。しかし、将来のへき地・地域勤務に対してイメージすることは難しく、学生生活の時に何をしていれば良いのか、自分たちで何を学ぶべきなのかがわからずに“もやもや”してしまう現状がありました。

 そこで今回は、将来のへき地・地域勤務に対する“もやもや”を少しでも具体化し、今後の学生生活で自分が何を学んで、何を行動にうつせば良いのかを明確にすることを目的と考え、この会を開催致しました。

〜スケジュール〜
(1)10時00分~10時20分 アイスブレイク
(2)10時20分~10時30分 「ワーク① “もやもや”した質問を作成してみよう」
(3)10時30分~10時50分 「先生から事実質問のレクチャー」
(4)10時50分~11時45分 「ワーク② “もやもや”を分解していこう」
(5)11時50時~12時30分 「具体化した質問を先生にしてみよう」+質疑・応答

(1)アイスブレイク
 アイスブレイクとして、講師の先生の司会で、自己紹介を行いました。
 学年、出身県、名前、あだ名、部活をみんなで共有しました。


(2)“もやもや”した質問を作成してみよう
 質問の分野に制限はつけず、学生が現時点で純粋に先生に聞いてみたい質問を各自紙に書きました。

(3)講師の先生から事実質問のレクチャー
 講師の先生ら“事実質問”という“メタファシリテーション“というファシリテーションの技術の中の質問方法についてレクチャーをいただきました。

事実質問・メタファシリテーションとは

 人間の質問は主に3つに分類ができます。
 1つ目は「感情」を聞くもの、2つ目は「考え」を聞くもの、3つ目は「事実」を聞くものです。
 例を挙げますと、

  • あなたは朝ご飯に何を食べるのが好きですか? ―感情
  • あなたは朝ご飯に何を食べますか?      ―考え
  • あなたが今朝食べた朝ご飯は何ですか?    ―事実
 となります。
 会の中で聞かれた学生は
  • あなたは朝ご飯に何を食べるのが好きですか? ―ご飯
  • あなたは朝ご飯に何を食べますか?      ―学食
  • あなたが今朝食べた朝ご飯は何ですか?    ―プロテイン
 というように、すべてばらばらの答えをしました。
 質問は似ているようですが、ちょっとした聞き方の違い、すなわち感情を聞くか、考えを聞くか、事実を聞くかで答えが変わってくるということを先生から教えていただきました。

 この学生は、自分はいつも学食を食べていると“考え”ていましたが、実際はいつもではなく、週に2,3回程度でした。人間は“考え”を中心に生活しており、“事実”を的確に聞いていくことで“考え”と“事実”のギャップに気づくことができます。このように“事実“を聞くことで相手の”考え“”思い込み“に気づかせる手法をメタファシリテーションといいます。

参考文献:中田豊一、 『対話型ファシリテーションの手ほどき』: ムラのミライ, 2015.

(4)ワーク② “もやもや”を分解していこう
 先生のレクチャーをもとに、まず自分たちの質問に対して事実質問を作りました。自分たちで作った事実質問に対して自分たちで回答し、自分が最初に作った“もやもや”した質問を具体化していきました。

(5)「具体化した質問を先生にしてみよう」+質疑・応答
 最後は、ここまで各自が事実質問をもとに具体化した質問を先生に質問し、各自先生から回答をいただきました。

勉強会を通して、質問にどのような変化が起きたか。

 ある学生の例を以下に示します。

最初の質問
 「地域医療をしていると感じるのはどんなときですか」

作成した事実質問
  • 自分が地域医療をしていると最後に感じたのはいつだったか
  • そのときどこにいたか
  • そのとき目の当たりにしていた光景は何だったか
  • そこに最後に実習しに行ったのはいつだったか
  • そのとき訪問診療に同行したか
  • その家の方は何をしていたか
  • その家の庭に植わっていた野菜は何だったか
  • その家の方の性別はなんだったか
  • 何歳だったか
具体化した質問
 「自分は地域医療といったときに訪問診療をイメージしている。そこに住んでいる人について知るためにどのようなアプローチをするのが一番良いのか」

 最後に具体化した質問をすることで、先生から学生が本当に知りたいことや、関連する経験をお話ししていただくことができました!
 会全体を通して、自分たちが抱いていた漠然とした“もやもや”した質問が、事実質問を用いることで、“もやもや”を分解し、具体的に物事を考え、質問することができるようになりました!

最後に
 この会を通して、そもそも事実を聞くための質問を作るのが難しいこと、自分が何も考えずに先生に質問を投げかけていたこと、そして自分が何もわかっていないことをごまかすために“もやもや”とした質問をしていたことに気づきました。今後は自分が「今、漠然としているな」と思ったときは、安易に質問するのではなく、まず、ごまかさずに事実質問を用いて、その“もやもや”をブラッシュアップできるようにしようと思いました。

東邦大学ジェネラリストセミナー2017

【日時】2017年12月2日(土)
【場所】東邦大学医学部大森キャンパス第3セミナー室
【講師】
稲葉崇(筑波大学総合診療グループ)
大塚貴博(明戸大塚医院)
佐々木陽典(東邦大学医療センター大森病院総合診療科)
吉田一隆(福島県立医大総合診療科)
水谷佳敬(さんむ医療センター)
吉澤瑛子(亀田ファミリークリニック)
【参加人数】医学生 12名、初期研修医 2名、後期研修医 1名、医療従事者 2名
【主催】東邦大学OB有志
【共催】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部門 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
【後援・協賛】東邦大学医療センター大森病院総合診療科
【WS内容】
14:00~14:10  オープニング
14:10~15:10  総合診療とは何か
 とある一家の健康問題を題材として取り上げ、そこを出発点に総合診療医がどのように患者・家族・地域の役立てるのか、グループワーク形式で議論を深めました。私達の予想以上に広い視野や患者さんの視点に立った意見が続出し、総合診療医のマインド「場を診る、まるごと診る、ずっと診る」を実感してもらうことができました。また、総合診療医を取り巻く現状や、新専門医制度についてのレクチャーも含めて行いました。

15:25~15:50  吉田先生のキャリア~島医者してみません?~
 沖縄県久高島での診療経験がある吉田一隆先生に島での経験を語っていただきました。軽妙な語り口と久高島の美しい風景と未知の「島医者」体験に誰もが聞き入り、「島医者」に憧れを抱くようになった学生さんもいました。

16:00~17:10  腹痛のみかた
 家庭医療専門医でありながら産婦人科専門医でもあり、総合診療医によるwomen’s healthを推進されている水谷佳敬先生より、「腹痛」を題材にレクチャーをしていただきました。病歴聴取から女性診療まで低学年にもわかりやすいエキサイティングな講義となりました。

 今年で3回目の開催となりましたが、1回目から毎回参加して頂いた学生もいました。熱心で優秀な講師と学生に囲まれ、「良き臨床医を育てる」東邦大学での総合診療への関心の高まりを肌で感じられた一日でした。懇親会にも多くの医学生に参加していただき、賑やかな会となりました。OB・OG同士の結束も高まっており、来年以降も引き続き企画したいと思います。
 

つくセミ2017 第4回総合診療★家庭医療全国公開セミナー in Tsukuba

【日時】2017年10月14日(土)
【場所】筑波大学
【参加人数】医学生 23名、初期研修医 2名、看護学生 1名、医療従事者 2名、その他 1名
【主催】文部科学省未来医療研究人材養成拠点形成事業
    筑波大学『次世代の地域医療を担うリーダーの養成』
【共催】日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部門 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
【WS内容】
12:30~13:10 オープニング
13:10~14:50 第1部<セッション1 or 2 or 3をどれか1つ選択>

  1. 「さらに一手」の医療面接
    ロールプレイを交えながら、話が飛んでしまう患者さんや怒っている患者さんへの対応など、共感・傾聴だけでは上手くいかない場面での「さらに一手」を皆で学びました。
    宮﨑賢治(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    高橋弘樹(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    橋本恵太郎(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    東端孝博(筑波大学附属病院 総合診療グループ)

  2. やっぱり学校では教えてくれない!?医療にまつわるおカネの話
    医療事務さんを講師に迎え、学校や病院実習では学べない「おカネ」の話をクイズやワークを通じて学びました。今年は入院の医療費に焦点をあて、出来高方式とDPCの違いなどについて知ることが出来ました。
    上田篤志(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    久野遥加(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    中野寛也(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    倉田房子(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    芦野朱(医療生協さいたま さいたま総合診療医・家庭医センター)
    戸田美咲(医療生協さいたま さいたま総合診療医・家庭医センター)

  3. あなたならどうする?~家族が食べられなくなった時~
    もし家族が口から食べられなくなった時を想定し、高齢者の栄養をどうするかを一緒に考えました。実際にトロミ水を試飲したり、胃廔に触ったりしながら、悩みながらのディスカッションはおおいに盛り上がりました!
    稲葉崇(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    木村紀志(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    宮本卓(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    任明夏(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    荻野利紗(筑波大学附属病院 総合診療グループ)

14:50~15:30 休憩&交流タイム

15:30~17:10 第2部<セッション4 or 5 or 6をどれか1つ選択>
  1. 身体診察ファーストの会
    笑いと身体診察をテーマにし、腹痛やショックの鑑別診断について模擬診療やクイズなどで体と頭を動かしながら楽しく学びました。模擬患者にはなぜか宇宙人や狼青年が登場!
    山本由布(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    劉彦伯(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    高木博(川崎セツルメント診療所/筑波大学附属病院 総合診療グループ)

  2. どうする?ヘルスメンテナンス
    身近な人の健康を維持していくにはどうアプローチしていけば良いか。目の前の患者さんの年齢や性別、背景によって、現在や将来にわたっての健康を維持できるように介入すべきこと、できることがあるのだということを皆で学びました。
    高橋聡子(北茨城市民病院附属家庭医療センター)
    大澤亮(北茨城市民病院)
    大澤さやか(北茨城市民病院附属家庭医療センター)
    市毛博之(県立中央病院 総合診療科)
    中井川夏季(常陸大宮済生会病院)
    梶川奈月(県立中央病院 総合診療科)

  3. 「明日から使える!スポーツ医学入門編」
    筑波大学附属病院リハビリテーション部との強力タッグを組んで、スポーツ医学の入門編を行いました。「NICEなRICE」と「巻いてみよう、テーピング」など、実際に体を動かしながら楽しく学んでもらえました。
    高橋弘樹(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    一ノ瀬大地(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    福田幸寛(筑波大学附属病院 総合診療グループ)
    清水如代(筑波大学附属病院リハビリテーション部)
    石本立(筑波大学附属病院リハビリテーション部)
    岩渕慎也(筑波大学附属病院リハビリテーション部/理学療法士)
    岸本圭司(筑波大学附属病院リハビリテーション部/理学療法士)
    遠江朋子(筑波大学附属病院リハビリテーション部/理学療法士)
    中田綾子(筑波大学附属病院リハビリテーション部/理学療法士)
    椿拓海(筑波大学附属病院リハビリテーション部/理学療法士)

17:10~18:20
<振り返り&全体交流セッション>
それぞれのセッションを終えて個人で振り返りを行った後、「10年後の自分について語ろう!」と題し、ワールドカフェ形式でそれぞれの未来について大いに語ってもらいました。

<懇親会学生企画>
ポスター発表形式で、参加者の皆さんが普段行っている活動について発表してもらいました。


 皆さんとても熱心にセッションに参加していただき、講師陣もやる気を刺激されました。この場が互いに学び合い、つながりが生まれる場所になった事をとても嬉しく思いました。
 参加者の皆さん、講師の皆さん、ありがとうございました!

第二回四国プライマリ・ケア交流会

【日時】2017年10月14日(土)
【場所】徳島大学蔵本キャンパス 総合研究棟4階大ホール
【講師】
年森慎一(亀田ファミリークリニック館山)
山内優輔(岡山家庭医療センター湯郷ファミリークリニック)
水本潤希(愛媛生協病院)
藤原匠平(愛媛生協病院)
住友正幸(徳島県立三好病院)
藤原真治(美馬市国民健康保険木屋平診療所)
谷憲治(徳島大学病院総合診療部)
河南真吾(徳島大学総合診療医学分野)
田畑良(徳島大学総合診療医学分野)
【参加人数】医学生 27名、医療系学生 1名、その他医師 2名
【主催】日本プライマリ・ケア連合学会 学生・研修医部会 四国支部
【共催】徳島大学総合診療医学分野
    日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部門 ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
【WS内容】
12:00-12:50 開会式、アイスブレイク(昼食含む)
13:00-14:00 パネルディスカッション
14:15-14:45 BPSモデル/患者中心の医療の方法
14:45-15:15 家族志向
15:30-16:00 Health Maintenance
16:00-16:30 Advanced Care Planning
16:45-17:45 まとめセッション、閉会式

<開会式・アイスブレイク>
 12時からの開会式、並びにアイスブレイクではお昼を食べながらの参加を可能にしました。それに伴い、希望者にはお弁当の注文を受け付けました。お弁当は徳島県ならではのお弁当を用意しました。
 開会式は徳島大学病院総合診療部・谷憲治教授の挨拶から始まり、続いて総合診療紹介ビデオを流しました。

 アイスブレイクでは各班で自己紹介を兼ねた『カタルタ』というゲームをしました。


<パネルディスカッション>
 徳島開催ということで、徳島で活躍される先生方をパネラーとしてお呼びしました。徳島大学から谷憲治先生、田畑良先生の2名、大学外から住友正幸先生、藤原真治先生の2名、合計4名の先生にお越しいただきました。
 パネルディスカッションではまず、先生方それぞれに自己紹介を兼ねた自分史をお話いただきました。その後、フロアからの質問を受け付け、その質問についてご回答・ディスカッションしていただきました。

 質問としては、「先生が総合診療、地域医療に進まれた理由や、実際に進んでみて思うこと」、「学生のうちにやっておくべきこと」、「多職種連携で気をつけていること」などといった質問が出ました。


<ワークショップ>
 セミナーの時間では5人の講師の先生をお呼びして4つのワークショップを行っていただきました。
①BPSモデル/患者中心の医療の方法(水本潤希先生、藤原匠平先生)
 1つ目のWSでは、実際の事例を基に患者さんが「家に帰りたい」と言った時に、家に帰すためには何を考えたり何を提案したりするのが良いのかを班で話し合い、実際に先生はどういったことをされたのかを聞き、BPSモデルについて勉強しました。
 
②家族志向(山内優輔先生)
 2つ目のWSでは、班ごとに3人の人物のいずれかの設定がランダムに配布され(実は同一人物の20代、40代、70代の時点)、その人物の直面している問題を考えた後に全体で共有することで、患者さん一人一人が抱える背景や家族が違うこと、家族ライフサイクルがあることを勉強しました。
 
③Health Maintenance(年森慎一先生)
 3つ目のWSでは、ePSSというアプリを実際に使いながら、ヘルスメンテナンスには色んな種類のものがあることや、異なる性別である場合は言うまでもなく、同じ性別であっても年齢・生活歴などによってヘルスメンテナンスの項目が異なることを勉強しました。
 
④Advanced Care Planning(河南真吾先生)
 4つ目のWSでは、まず参加者が自分の死ぬ時の希望を5つ付箋に書きだすことから始まり、それを班員と共有・分類することで「死」について様々な価値観があること、また良い人生にするためにも「死」と向き合うことが大切だということを勉強しました。
 

<まとめセッション>
 今までの班を変えてまとめセッションを行いました。班ごとに今日一日の振り返り、学んだこと、印象に残ったことを話しあってもらい模造紙にまとめ、最後に各班に発表してもらいました。
 

<閉会式>
PCFMの紹介と記念撮影をもって、交流会を終了としました。
 

【アンケート結果】(5段階評価は大変満足[5]~不満足[1]で回答)
1.パネルディスカッション
 回答数:23  評価 [5]:16 [4]:6 [3]:1 [2]:0 [1]:0 [平均]:4.65

  • 先生がたの経歴を聴くことは少ないので、今日来て聴けたことは貴重なものとなりました。
  • 先生方の背景をしることができて良かった。
  • ためになる話をたくさん聞けてよかったです。
  • 学生のうちにすべきこと、自分がしたいことを考えること、置かれた場所で咲くことなど色々な学びがありました。
  • 先生方のこれまでの歩みを聞いて、将来へのモチベ―ションにつながった。
  • それぞれ異なる経歴を積んで来られた先生方のお話・ご意見は興味深く面白かったです。
2.BPSモデル/患者中心の医療の方法
 回答数:23  評価 [5]:14 [4]:7 [3]:2 [2]:0 [1]:0 [平均]:4.52
  • 患者さんに中心の医療 医師に必要なものは何よりもやさしさであるということ 医療≠医学!
  • BPSの視点をもつことの大切さを学んだ。
  • 医学と医療のちがいを意識することを知りました。
  • 患者さんの家まで行って、退院した後の生活についても考える医師ってすてきだなと思いました。
  • 患者さんを多角的に見て、かつ問題に対して諦めず一緒に取り組むという姿勢を学んだ。
  • 一時間の中で症例1つのみで考え結論を導き出すのは少し難しかったです。
3.家族志向
 回答数:23  評価 [5]:14 [4]:9 [3]:0 [2]:0 [1]:0 [平均]:4.61
  • 「家族」の定義が新鮮。「家族の木」が印象に残った。
  • ワークショップを通してそれぞれの年代の悩みを考えて、人生を先取り学習できた気がします。
  • 患者さんの背景にしっかり目を向けて、家族ぐるみで診ていくことの大切さを学んだ。
  • 家族構成などによって抱えてる問題も様々なんだなあと学べました。
  • 家族志向を考えている先生方の話を聞くことができて良かった。
  • 患者さん+家族を意識したいです。
4.Health Maintenance
 回答数:23  評価 [5]:16 [4]:5 [3]:2 [2]:0 [1]:0 [平均]:4.61
  • 予防医学の有効性を知った。
  • Health Maintenanceの意味がわかりました。
  • ヘルスメンテナンスという言葉のイメージがなんとなく分かりました。1人1人が元気になるため、元気を保つため、幸せのため医師としてできることを考えていきたいと思いました。
  • アプリがすごい。
  • クイズやマークなど工夫を凝らされたスライド、プレゼンはすごく楽しかったです。
5.Advanced Care Planning
 回答数:23  評価 [5]:15 [4]:8 [3]:0 [2]:0 [1]:0 [平均]:4.65
  • 終末期について、家族との話し合いをしたいと思った。
  • 死ぬときのことを考えていくことの大切さを知った。
  • 死後のことを考えるだけではなく話し合うのは大事だと思った。
  • 自分や家族、患者さんが望む最期について、話せるような環境になっていったらいいなと思いました。
  • 難しい議題でしたが、今まであまり話題として扱うことのなかったテーマで興味深かったです。
  • 普段あまり考えない内容だったので、とても良い機会になった。
6.全体の感想
  • 1つのワークショップの時間が短かったので集中しやすかった。内容もわかりやすかった。
  • 来られた医師の方々、運営の方々が楽しそうでそれが1番良かったと思います。開催ありがとうございます。
  • 総合診療に正直全く興味は無かったのですが、今回の会で少し興味が湧きました。私のようなあまり興味や知識が無い人にこそとても良い会だったと思います。
  • とても良い交流会だったと思います!もっと多くの人が参加してくれれば良いのですが…。
  • WSがたくさんあり、色々と考えることができた。これからのこりの学生生活、また医師になったあとのことなど色々と楽しく過ごそうと思った(おかれた場所で咲く)。
  • これから医師になっても実用的なことを多く学べた。他の大学との交流も楽しかった!!
  • 普段学校で学ばないことや、自分の将来像などを考えるとても良い機会となった。
7.その他、運営への意見や改善点、次回以降への希望など
  • 場所が少し分かりにくかったです。
  • グループワークはテーマを絞って、1つ1つがもう少し長く話せても良かったと思います。
  • 第2回プライマリケア交流会 運営おつかれ様でした!これからもずっと続けれたらいいな!もっと早くこのことを知りたかった。
  • もっと内容を具体的に宣伝したら参加者が増えるのではないかと思います。
  • 進行、とてもスムーズでしたよ!!すごくいい企画ばかりで楽しかったです!本当に色々おつかれさまでした。(あ、でも模造紙から机に油性ペンが裏うつりを…水性ペンの方がいいかもです。)
  • 次回もぜひ開催して下さい!