日本プライマリ・ケア連合学会
日本プライマリ・ケア連合学会

  1. HOME
  2. 学術集会・各種セミナー:セミナー
  3. 春季・生涯教育セミナー
  4. 第1回秋季生涯教育セミナー

セミナー

春季・生涯教育セミナー

プログラム 第1回秋季生涯教育セミナー

タイムテーブル(PDFファイル)
タイムテーブル

セミナー詳細~講師より一言~ 第1回秋季生涯教育セミナー

WS12は薬剤師対象、   は医師対象、   は医師以外の職種も対象、プライマリ・ケア認定薬剤師研修講座

1日目(11月6日)
講演I そんなはずじゃ、なかった… 救急地雷回避Tips!
福井県立病院 ER 林寛之先生
 歩いてくる患者の0.2-0.7%はとんでもない重症患者が紛れている。重症だったら、救急車で救命センターに行ってくれればいいのに、予告も無く目の前でバッタリ来た日にゃぁ、あんた。そんなパニック救急にも負けずに、薬局でのトラブル、一般外来での地雷救急を事前に察知するトリアージ能力、および地雷が爆発した時の救急対応(ショック、 意識障害)、薬剤使用のPitfalls を怒涛のラッシュでお届けします。講義終了後、救急地雷症例にワクワクする副作用が出ますので、間違っても目の前の人が急変しないかなぁと期待するようになってはいけません。講義内容は容量、用法をお守りください。
講演II 楽しくてためになる糖尿病教育
国立病院機構 京都医療センター 坂根直樹先生
 糖尿病は患者教育の病気とも言われています。しかし、医学的おどしを使って行動変容をせまっても、「時間がない」「食事制限をするとストレスがたまる」と言い訳されることもよくあります。これを心理学では「抵抗」をよんでいます。患者が抵抗を示した時は、指導法を変えるサインです。患者の性格タイプや価値観に合わせた指導が効果をあげます。本講演では、楽しく患者をやる気にさせる糖尿病教育についてご紹介します。
2日目(11月7日)
1 プライマリ・ケア医のための抗菌薬講座
順天堂大学 総合診療科 内藤俊夫先生
 抗菌薬は副作用が多く高額な薬剤ですが、日常診療では不適正に選択されている例が少なくありません。不必要に長期な治療が認められる一方、不十分な期間・投与量で再発を繰り返している症例も多いです。このような状況を改善すべく、プライマリ・ケアにおける正しい抗菌薬使用について述べたいと思います。当日は、実際の症例に基づいた問題を、無記名電子投票システムを用いて一緒に検討しながら進行します。
2 クイズ形式ぶっちゃけ頭痛講座
松前町立松前病院 木村眞司先生
 よくある頭痛である緊張型頭痛、片頭痛、そして稀な群発頭痛などについてクイズ形式で学びます。
3 エラーから学ぶ臨床判断と認知心理
北海道大学 宮田靖志先生
 不確実な医療情報の中で正確な臨床判断をしていくことは非常に難しいことです。このため、時にさまざまな診断、治療のエラーが生じています。しかし、これらを振り返ってエラーから学ぶことはあまり行われていません。本セミナーでは、エラーを生じる認知心理の分析を行い、適切な臨床判断のための思考法を学びます。参加の皆さんもご自分で経験されたエラーを1例ずつ持ち寄っていただき、それを分析していただきたいと思います。
4 日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医養成講習会
「ポートフォリオを通じた学習サポート ~2010専門医試験を踏まえて~」
認定制度委員会 後期研修プログラムワーキンググループ
 専門医認定審査のために多数のポートフォリオ・事例報告書が提出されました。これらを評価していく中で、ポートフォリオについての課題も見えてきました。それを踏まえて、指導方法をどう改善していくかを学びます。ポートフォリオについての概論の講義もあります。このWSは学会認定指導医を申請する際の指導医養成講習会として認められます。認定指導医を目指す方、現在指導医としてご活躍の方、どちらもご参加下さい。
5 只今 予約受付中 『外来を愉しむ 攻める問診』
藤田保健衛生大学 山中克郎先生
 研修医の外来を見学していると「何でこれを聞かないんだよ~。よし攻めろそこで!」と歯がゆく思うことがあります。診断の70%は問診でつくと言われるほど、問診の技術は重要な要素です。最初の3分間で患者さんの心をグッとつかみ、鑑別診断が少ないキーワード中のキーワードを見つけたら、パッケージで繰り出す質問により鑑別診断をぐっと絞り込む必要があります。『攻める問診』の重要性を具体例をあげて解説します。
6 はじめてのNarrative-based Medicine (NBM) ~患者中心の医療を実践するために~
つるかめ診療所 鶴岡浩樹先生
 ナラティブとは「語り」「物語」を意味する。人はそれぞれ自分の「物語」を生きており、「病い」をその「物語」の一部と考えてみよう。地域という舞台で、様々な登場人物による「物語」が繰り広げられていると考えてみよう。NBMはEBMを補完し、臨床判断に直結する。医師患者間だけでなく、多職種間に橋をかけ、患者中心の医療を実践させる。「病い」と「語り」、古くて新しいこの言葉が、明日の診療に役立つ。
7 ベテランからルーキーへ ~プライマリ・ケアの神髄を学ぶ~(卒後5年目位まで)
永井医院 永井友二郎先生とベテラン開業医8名
 今年92歳の永井友二郎先生は、旧PC学会の生みの親「実地医家のための会(1963年設立)」の創設者のお一人で「プライマリ・ケアこそ究極の医学」を信念に、ことばを大切にした実地医家を貫いてこられました。本WSは、卒後5年(研修医)位迄の医師を主対象として、永井先生のミニレクチャーの後、開業医として実践を積まれたベテラン医(8名)からプライマリ・ケアの神髄を学ぶGWを行います。
8 インスリン治療の導入時に知っておくべきABC
千葉県立東金病院 古垣斉拡先生
 糖尿病はこの5年間で50万人も増加し、患者数はわが国で890万人とも言われています。しかし、わが国の糖尿病専門医の数は3000名前後であり、増え続ける患者に対応するためには、専門医だけでなく、連携する家庭医・総合医も糖尿病管理に習熟する必要があります。特に糖尿病の中でもインスリン治療を必要とされる患者が高齢者において激増しています。 そこで、今回のWS ではインスリン導入時におけ知っておくべき事柄について、参加する皆様と分かち合いたいと思います。インスリン治療に関する経済的なこと、インスリン手技のこと、インスリン製剤のことなどが中心となります。なるべく基礎的なことが中心ですが、明日からの診療に即、役立てるようにしたいと思います。ま実際の現場でインスリン管理されている方も参加していただき、ご意見をいただけると幸いです。
9 もっと!!「航空機内医療」について知ろう!
関西リハビリテーション病院 佐藤健一先生
 飛行機に乗っていて「この機内で急変があったらどうしよう」と感じたことはありませんか。でも、航空機内での医療についてや、どのような状態に遭遇しやすいかを学ぶ機会は非常に少ないと思います。秋のWSで「航空機内医療」について学んでみましょう。今年はツアー添乗看護師の方から機内での実例を紹介していただける事となりました。飛行機に乗っていてもいつでも対応できるように心の準備をしておきませんか。
10 家庭医による性教育 ~避妊・性感染症予防を中心に
三重大学 総合診療科 稲田美紀先生 横谷省治先生
 現代の若者の性の現状は、高い中絶率、性感染症の蔓延、希薄なコミュニケーション、ライフスキル不足といった多くの問題を抱えています。家庭医は最も身近にいる医師として、妊娠や性感染症罹患といった問題が起こる前の段階から若者たちに接し、彼らの成長過程に合わせたサポートができる医師でありたいと思います。現状を知り問題点を考えるとともに、避妊・性感染症予防についての正しい知識を得、若者を支援できるような取り組み方について学びましょう。
11 Triage&Action(T&A)小児救急初療コース
麻生飯塚病院 総合診療科 茂木恒俊先生 ほか
 緊急度や重症度が高い患児を適切にトリアージし、見逃してはいけない疾患、見た目から全身状態が悪い子どもを早く発見し、適切な初期対応を行いながら小児科に相談、連絡する能力を身につけるコースです。帰宅可能な軽症疾患に対する対応も学習します。5時間のコースをとおして発熱、喘鳴、腹痛、熱性けいれん、嘔気・嘔吐、皮疹などのシナリオ症例に対するロールプレイを体験しながら楽しく学習します。
12 薬剤師のための抗菌薬講座
順天堂大学 総合診療科 内藤俊夫先生
 本邦の日常診療では、抗菌薬が「医師の過去の経験に基づいて」不適正に使用されている例が少なくありません。この講座では、薬剤師が日常診療で必要な基礎知識を中心に、基本的な抗菌薬の選択・PK-PD理論に基づく投与法・TDM(Therapeutic Drug Monitoring)などについて述べたいと思います。当日は、実際の症例に基づいた問題を、無記名電子投票システムを用いて一緒に検討しながら進行します。
13 診断のプロセス
金沢大学医学教育センター 松村正巳先生
 診断に長けた医師は、病歴と身体所見から必要十分な情報を収集し、得た情報の再構築を試み、そのパターンを説明可能にする疾患を見つけ出します。このプロセスを持ちつつとった身体所見と、漠然ととった身体所見では、観察し逃し、触り逃し、聴き逃しの確率が違ってきます。診断確定に至るプロセスを一緒に考えてみませんか。
14 レントゲンいらずの超音波画像診療 ~肘の痛みを診る~
城東整形外科 皆川洋至先生
 幼稚園児の肘。骨折かもしれないのに、無理やり整復操作していませんか? 肘内障である、肘内障でない、そして肘内障だったことを瞬時に見分けることが大切です。中年女性のテニス肘(上腕骨外側上顆炎)、漫然と湿布していませんか? 短橈側手根伸筋腱の変性部を超音波ガイド下に注射します。レントゲンを見る時代から、超音波で診る時代へのパラダイムシフトを実感してください。
15 在宅緩和ケア ~退院支援と多職種連携に
あおぞら診療所 川越正平先生
 End of Life Careの実践にあたっては、緩和ケアの視点を包含しつつ切れ目のない医療・ケアを提供する継続的なアプローチが重要である。がんのみならず非がん疾患も含めて地域で療養する患者を支援する立場から、「退院支援」と「多職種連携」に焦点を当てる。症例を呈示し、スムーズに在宅療養に移行するためにどうすればよいのかについて討論する。加えて、医療と介護の連携を促進するために、地域においてどのような多職種連携が望まれるかについてともに考えたい。
16 自分らしい健康生活につながる健康学習 ~おもしろヘルスコミュニケーション~
日本ヘルスサイエンスセンター 石川雄一先生
 生活習慣病を抱えた人に、基本的知識は「必要」なものです。健康生活をしていただくために「大切」なことがあります。目標の明確化、信頼関係、仲間づくり、経済……。病気を入口にその人らしい健康生活への支援ができるコミュニケーション力を今回つかんでいただきます。生活習慣病は人生にとって自分の敵でもありチャンスでもあります。柔軟かつ幅広い視点で健康指導ができる保健医療従事者を目指したいものです。
17 知りたいベテランの知恵 ~日常診療における”わざ”を学ぶ~(卒後6年目以上から)
永井医院 永井友二郎先生とベテラン開業医8名
 今年92歳の永井友二郎先生は、「実地医家のための会(1963年設立)」の創設者のお一人で「プライマリ・ケアこそ究極の医学」を信念に、ことばを大切にした診療を貫いてこられました。本WSは、卒後6~15年位迄の(気持ちの)医師を主対象として、永井先生のミニレクチャーの後、開業医として実践を積まれたベテラン医(8名)から知恵や技を学ぶGWを行います。日頃、診療や運営で困っていることなど何でもご相談下さい。
18 一度見れば忘れないSpPinな身体所見
※ SpPinとは「特異度(Specifi city)の高い所見が陽性(positive)のとき、その疾患の診断(Rule in)に役立つ」という意味の略語です
大船中央病院 内科 須藤博先生
 「お宝はすぐ目の前のある!」多忙な日常診療でも、少し注意を払うだけで見えるものが沢山あります。あらかじめ知ること、その上で観察力を磨く。ほんの少しの努力で分かることが沢山あります。本講演では演者がこれまで集めてきた症例の画像・動画を時間の許す限り見ていただきます。そして日常診療で発見できる身体診察の奥深さ、面白さの一端を感じていただき、今後の診療に少しでもお役に立てていただければと思います。
19 ポジテイブ禁煙なっとく講座
~こんなに楽しく禁煙してもらっちゃって、いいのでしょうか!?
京都大学附属病院禁煙外来・奈良女子大学 高橋裕子先生
 禁煙治療はいまや、すべてのプライマリ・ケアの現場で必須のスキルになりましたが「禁煙というと嫌な顔をされる」「成功率が低い」といったマイナスイメージを抱かれることも多くあります。しかし禁煙支援は成功率が高いものです。ただしそれには方法があります。またいくつかのコツを知ることで「禁煙支援が楽しくてしょうがない」の境地までかなり簡単に到達できてしまいます。そしてその先にあるのは「人生がジテイブになる」という変化と喜びです。これが禁煙する側だけでなく、支援する側にも起こるのですからお得な話ですよね!あなたもこの講習で「楽しい禁煙支援」の方法やコツを習得して明日からの禁煙支援を300%楽しみましょう!
20・26 素人独学漢方・序、破
守屋章成先生
 素人が独学で少しずつ漢方を使えるようになるための入門編です。
「序」では、手っ取り早く「1週間後から使える、こんな症状にこんな漢方」を20種類程度紹介します。「破」では、「証」とか「虚実」とか「五臓」などの漢方理論を、スッと腹に収まるような切り口でお話ししてみます。漢方独学をもう一歩深めたい方向けです。
「序」だけ、「破」だけ、「序・破」ダブル、のいずれでも大丈夫です。奮ってご参加を!
21 病気の予防と治療の基本を支える栄養サポートチーム(NST)
社会医療法人若弘会 若草第一病院 山中英治先生
 栄養状態が悪いと,病気になりやすく治りにくい。栄養状態が改善すれば,免疫力と体力も回復して,病気の治癒が早くなる。故に栄養サポートはケアの基本である。栄養サポートを適切に行うには,栄養状態の評価,適切な栄養投与経路の選択,必要十分な量と組成の栄養投与が必要である。栄養法には経口栄養,経管経腸栄養,静脈栄養があり,NSTの役割は大きい。食事は人間の大事な楽しみであり経口摂取はQOLを向上させる。
22 診療の質向上のための医科歯科連携
細野歯科クリニック 細野純先生
 日常診療の質向上のためには、医科歯科の連携と協働が大切である。在宅医療での口腔ケアや摂食・嚥下障害への対応は患者への影響も大きく重要だが、一般歯科保健医療や介護保険における連携の課題についての事例も提示させていただきながら、プライマリ・ケア医がどのようにして歯科関連職種と関わりを持ち、どのように連携を展開していくことが、患者中心の医療の質向上につながるかについてグループ討議を行う。
23 すべての医療人のためのPIPC入門コース
信愛クリニック 井出広幸先生、宮崎医院 宮崎仁先生、みよし市民病院 木村勝智先生、
麻生飯塚病院 井村洋先生、広島大学 溝岡雅文先生
 日々の診療の中で精神科・心療内科・心理学的な問題に直面されたご経験はありますか? PIPCは、内科医が精神科的診療を実践するために体系だった知識を身につけることができるようにデザインされた教育訓練プログラムです。今回のセッションは、精神科診療に関する知識経験がゼロの状態である医療従事者のみなさまに、PIPCの基本を体験していただくために企画いたしました。「心療に興味がある」方なら、職種に関係なくどなたでも歓迎いたします。
24 腎機能障害者、高齢者に的確な処方を行う際の問題点を考えよう
聖マリアンナ医科大学 腎高血圧内科 安田隆先生服薬ケア研究所 岡村祐聡先生
 薬剤の多さ、用量調節、禁忌薬剤など、腎機能障害者( 高齢者含む) への投薬は医師・薬剤師ともとても気を遣います。そのために視野が狭くなるのか、本来協力すべき医師薬剤師間に大きな溝ができている、皆さんそう感じませんか?医療者の目的は患者のために最善を尽くすことです。本WSでは患者視点に立った医師・薬剤師としての取り組みを皆で考えます。共通の考えを持ち、お互いの立場と智恵を活かせる医療の実施をめざします。
25 ストレス・コントロールの実際
石橋クリニック 石橋幸滋先生
 ストレスコントロールは、精神疾患患者だけでなく、一般外来患者をケアする場合にも必要なテクニックです。特に生活習慣病のコントロールには欠かせないものですし、病気の予防にも必要不可欠です。今回の研修会では、ストレスをコントロールするための具体的な方法を学んでいただき、日常診療に活かしていただくとともに、産業医活動や地域での健康づくりにも活用していただくためのテクニックを伝授いたします。
26 素人独学漢方・破
守屋章成先生
WS20をご参照ください。