日本プライマリ・ケア連合学会
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セミナー

春季・生涯教育セミナー

プログラム 第2回秋季生涯教育セミナー

10月8日(土)
14:30 受付開始
15:00~
18:00
WS1
心房細動

定員:300名
WS2
地域

定員:160名
WS3
リハビリ

定員:150名
WS4
認知症と口腔

定員:36名
WS5
震災支援員養成WS

定員:36名
18:30~
20:30
懇親会

10月9日(日)
8:30 受付開始
9:00~
12:00
WS6
PIPC

定員:50名
定員に達しました
WS7
在宅

定員:60名
WS8
産婦人科

定員:36名
WS9
皮膚科

定員:150名
震災シンポジウム1
定員:500名
昼食
13:00~
16:00

PIPC
WS10
EBM

定員:36名
定員に達しました
WS11
身体診察

定員:150名
WS12
指導医養成WS

定員:70名
震災シンポジウム2
定員:500名
16:00~
17:00

指導医ミーティング

   は医師対象、   は医師以外の職種も対象、プライマリ・ケア認定薬剤師研修講座
※「震災シンポジウム」は参加費無料、事前申込不要です。
※プライマリ・ケア認定薬剤師研修講座一覧
  WS1、WS2、WS3、WS4、WS6、WS7、WS10、震災シンポジウム1

1日目(10月8日)
WS1 不整脈治療のゴールドスタンダード:心房細動への応用
(財)心臓血管研究所付属病院 山下武志先生
 「不整脈治療と言えば抗不整脈薬」という時代はいつの間にか過ぎ去ってしまった。抗不整脈薬を用いた臨床試験自身がこの時代の扉を開けた。扉を開いた先に何があるか・・・これが現在のゴールドスタンダードである。そして、このゴールドスタンダードを心房細動に応用してみよう。誰でも簡単に心房細動を診ることのできる時代がやってきたことを実感できるだろう。そして、それは当たり前なのだ。心房細動はcommon diseases の1つなのだから。
WS2 地域に寄りそ医20 年 ~あたたかくて強い地域の絆~
おおい町名田庄診療所 所長 中村伸一先生
 平成3年、卒後3年目で赴任したのは、医師は自分一人だけのへき地診療所でした。田舎の原風景を残すこの村では、住民同士の結束が固く、しかも排他的でないあたたかな雰囲気がありました。若い頃、地域を支えようと考えていましたが、地域から支えられていたのは私自身でした。地域医療の醍醐味は、「お互い様」で支えあう、この双方向性にあるのではないでしょうか。医療崩壊から再生に向かうための鍵として「地域の絆」があると思えるのです。
WS3 ホームズの視点で患者さんと生活環境を診る。
     家庭医が持つべきリハビリの視点と介入のポイント。
元 関西リハビリテーション病院 リハビリテーション科 佐藤健一先生
 高齢者とのかかわりの中で、転倒、骨折、老化の影響は避けることができません。そして突然起きることも気づかない間に進行していることもあります。それに対し、原因疾患だけの介入では十分な回復は望めません。自宅での生活を支えるには、ホームズの視点で本人、自宅、地域を評価すること、廃用症候群を理解してリハビリの視点で予防することが大切となります。
 これらを知識として持つだけでなく、明日からの診療に役立てることを目標とします。
WS4 認知症と口腔機能
地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター 研究所 社会科学系 専門副部長 平野浩彦先生
 要介護高齢者の食生活は、日常的な口腔ケアと食事環境を整備することにより大きく改善される。しかし脳血管障害が原因で生じる認知症高齢者の食行動に関連した障害への対応はいまだ標準化されていないのが現状である。本WSでは、アルツハイマー型認知症を中心に、その進行度とともに生じる摂食・嚥下機能障害,食行動関連のBPSDを背景とした食事自立低下、さらに一連の問題に対する口腔のケアの視点について事例を通して検討したい。
WS5 東日本大震災 被災地での復興支援とは?
    ~プライマリ・ケアの力が試される今、私たちができること~
東京ほくと医療生協・北足立生協診療所 孫 大輔先生
岐阜大学医学教育開発研究センター 助教 若林英樹先生
PCAT 担当理事・多摩ファミリークリニック 大橋博樹先生
 3月11日の大震災以後、多くの緊急医療支援隊が被災地で活動を行い復旧への力となりました。そして、復旧から復興へとフェーズが変わり、これからは地元の皆さんが立ち上がるのを傍から支援するという大切な仕事が始まりました。これは決して医師だけでできることではなく、多職種での協力、行政を巻き込んだ協力が不可欠です。今こそ、私たちプライマリ・ケアの力が、現地で必要とされています。このWSでは、被災地の現状を理解し、復興への課題の共有、また地元に寄り添う支援とは何か?ということを皆さんで考え、押し付けでない本当の意味での復興支援の形を模索していきます。すぐにでも被災地で支援をしたい方、現地には行けないが、自分のできることは何か考えたい方、皆さんお待ちしています。WSの後には、きっと胸にぐっとくる熱い思いが心に宿ることでしょう。
2日目(10月9日)
WS6 すべての医療人のためのPIPC ベーシックコース 定員に達しました
信愛クリニック     井出広幸先生
宮崎医院        宮崎 仁先生
みよし市民病院     木村勝智先生
麻生飯塚病院総合診療科 井村 洋先生
広島大学病院総合診療科 溝岡雅文先生
 日々の診療の中で精神科・心療内科・心理学的な問題に直面されたご経験はありますか? PIPCは、内科医が精神科的診療を実践するために体系だった知識を身につけることができるようにデザインされた教育訓練プログラムです。今回のセッションは、精神科診療に関する知識経験がゼロの状態である医療従事者のみなさまに、PIPCの基本を習得するために企画いたしました。「心療に興味がある」方なら、職種に関係なくどなたでも歓迎いたします。
WS7 在宅緩和ケア ~症状緩和と看取り~
あおぞら診療所 川越正平先生
 がんのみならず非がん疾患も含め地域で療養する患者を支援する立場から、今回は症例に基づいて「症状緩和」や「看取り」に対してどのように対応するかについて参加者とともに考えるスタイルですすめます。具体的には、在宅ならではの症状緩和の実際や地域における多職種との協働、療養場所や看取り期における意思決定支援に焦点を当てて、在宅緩和ケアにこれから取り組む医師にとっても明日から実践に役立つ内容を目指します。また、医師のみならず、 看護師や薬剤師の参加も大歓迎です。
WS8 ALSO(Advanced Life Support in Obstetrics)を体験しよう
    ─ ALSO - Japan デモンストレーションコース─
公益社団法人地域医療振興協会 西吾妻福祉病院 伊藤雄二先生
済生会高岡病院 産婦人科 吉本英生先生
けいじゅファミリークリニック 吉岡哲也先生
静岡家庭医養成プログラム 藤岡洋介先生
他2名
 ALSOは産科救急に必要な標準的知識や技術を体系的に学び、習得することを目的として米国の家庭医によって考案された教育コースで、世界50ヵ国以上で10万人以上がコースを完了している。わが国では2008年より本年5月までに36回のプロバイダーコースが開催され、約700人がコースを修了しているが、その10%はプライマリケア医、24%が初期研修医である。産科救急のみならずウィメンズヘルスケアに興味のある方はぜひご参加下さい。
WS9 『学部皮膚科学』の呪縛から離れて、確信を持って明日から皮膚疾患診療を行うために
石岡・平本皮膚科医院 平本 力先生
*皮膚疾患一次診療の目標と方策を、示します。
*外用薬治療の基礎知識と誤りを、示します。
*皮疹の実践的な評価方法を、示します。
 (DVD: 平本式皮膚科虎の巻の、復習・予習です)
なお、質問は事前に事務局に送ってください。当日の個別質問も、ご遠慮なく。
WS10 「その場の1分、その日の5分:臨床現場で、継続的にEBMを実践する」 定員に達しました
武蔵国分寺公園クリニック 名郷直樹先生
 忙しい日々の臨床の中でEBMの実践など無理だ、そう思われているかもしれません。しかし、勉強の時間がないと思っている人にこそ、EBMの実践が大きな武器となるでしょう。そのリアルな実践法を3時間のワークショップで学びます。題して「その場の1分、その日の5分」です。疑問が生じたその場でまず1 分勉強する。一日の仕事が終わって、これから帰ろうと思った時にもう5分勉強してから帰る。そして、その勉強結果を現場で使う。たったそれだけの繰り返しが、日々の診療の質を格段に改善します。
WS11 高齢者の身体診察
筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター・水戸協同病院総合診療科 徳田安春先生
 高齢者特有の身体的特徴を理解したうえで身体診察を行う必要がある。高齢者の身体診察では多くの有意な(陽性)所見を認めることが多く、その意味で、高齢者の身体診察は豊富な臨床情報が得られる貴重な機会であるといえます。 実際、高齢者の場合、「身体診察で異常を認めず」ということはほとんどありません。また、高齢者の身体診察では単に成人の延長としてとらえると思わぬピットフォールに陥ることがあります。 高齢者でおさえておくべき身体所見を頻度が多く重要度の高い疾病の所見を中心に症例集に基づいたワークショップを行います。
WS12 効果的なポートフォリオで研修を魅力的に
三重大学大学院医学系研究科家庭医療学 竹村洋典先生
 ポートフォリオは専門医認定審査のためだけにあるのではありません。ポートフォリオを効果的に使えば、研修医に効率的に家庭医療のアウトカムを身に付けさせることもできます。この講習会に参加して研修での指導の仕方を考えていただければと思います。なお、この講習会は学会の指導医認定の要件の1つとして使用できます。また、講習会後1時間ほど、今後の家庭医療後期研修プログラム認定についてのご意見をいただくためのワークショップを開催します。必須ではございませんが、ご参加お願いいたします。
震災シンポジウム
1.PCAT の発足とこれまでを振り返って ~震災支援におけるプライマリ・ケアのアプローチとは?~
2.PCAT のこれから ~復興のためにプライマリ・ケアが果たすべき役割とは?~
 震災から半年が経ちました。PCATのメンバーは、プライマリ・ケアの必要性を感じながら、被災地の皆さんの笑顔のために、ただひたすら現地で活動を行ってきました。そして今、被災地は復興という新たな段階に直面しています。そろそろここで、私達の活動を振り返ってみたいと思います。午前のシンポジウムでは、多職種の参加者がそれぞれの立場で活動報告を行い、良かったこと・改善すべきことを、フロアを交えて真摯に議論します。そして、午後は学生さんや一般の方々も交え、これからのPCATについて、現地の方々の夢も紹介しながら、前向きに未来を語り合いたいと思います。
 これからも東北の方々に寄り添うために、これから起こるであろう新たな災害のために、プライマリ・ケアができることをみんなで考えましょう。