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セミナー

専門医部会フォーラム

プログラム 専門医部会フォーラム2017



9月30日(土)
企画1「家庭医とがん診療」
(60分)
川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター 腫瘍内科/緩和ケア内科  西 智弘
 日本は未曾有の高齢化社会を迎えており、家庭医ががんを抱える方の診療に関わる機会が増えている。家庭医はがん患者さんに関わるにあたり、どのようなことを知っておくべきなのだろうか。この講演では、がん診療におけるフォローアップ時のポイント、アドバンス・ケア・プランニングなど日頃からやっておくべき関わり、エビデンスのない治療に対する考え方、がん患者さんを地域でどのように支えるか、といった内容について考えていく。
企画2(メイン企画)「総合診療専門医のコンピテンシーをどう伝えるか」
(120分)
北海道家庭医療学センター  山田 康介
みちのく総合診療医学センター  本郷 舞依
筑波大学総合診療グループ  吉本  尚
大阪家庭医療センター  大谷 紗代
市立福知山市民病院  川島 篤志
 新専門医制度がスタートするにあたって、総合診療専門医のコンピテンシーをどのように伝えるかが求められています。特に、私たち専門医自身が理解するだけでなく、学生、研修医、他科専門医、多職種、地域住民など、(相手に合わせて)、私たちが何者であり、どのようなことをすることができるかを簡潔に伝えることが必要です。
 皆さん、自らの専門性を十分に伝えきれなかったという経験はないでしょうか。今回は、多様な立場のパネリストから、それぞれの教育現場でどのようにコンピテンシーを伝えているか、その実践内容や苦労、工夫を紹介します。そして、参加者からの質問や参加者の意見も伝え、壇上とフロアーとで相互方向のデイスカッションを行います。きっと、我々のコンピテンシーを(様々な立場のみなさんに)伝えるヒントが見つかることでしょう。
10月1日(日)
企画3-1「地域基盤型医学教育(Community based medical education)」
(90分)
金沢医科大学 医学教育学  高村 昭輝
 現在総合診療専門医の育成に関しては、大学・ 地域を問わず多くの注目を集めている。その中で、総合診療専門医の育成に関しては、その教育方法や、地域との教育の連携など多くの課題が挙げられている。今回の講演では地域基盤型医学教育(Community based medicaleducation)を通して、今後の大学・ 地域における総合診療専門医の教育方法に関して検討する。
企画3-2「家庭医療のアウトリーチ戦略を考えよう~共感と理解をどう広げ、社会に浸透させていけばいいだろう?」
(90分)
株式会社エンパブリック  広石 拓司
 「家庭医療は、まだ日本には十分に浸透していない」と言われています。しかし、超高齢社会を迎え、潜在的な需要がますます高まっている家庭医療は、浸透の弱さを嘆くより、良さや意味をもっと多くの人が自覚できるよう広げる段階に入る必要があります。
 潜在的な需要のある人にサービスや支援の存在を認識してもらい、必要性の自覚を促す活動は「アウトリーチ」と呼ばれます。家庭医療のアウトリーチを効果的に行うには、どうしたらいいのでしょうか?
 このセッションでは、他分野でのソーシャルイノベーションにおいて、新しい事業や概念が広がる時のポイントを学んだ上で、家庭医療での実践法をワークショップで考えます。社会では新しい仕事や概念は、日々たくさん生まれてきていますが、早く広がるものと、そうでないものがあります。その違いは、どこにあるのか、家庭医療はそこから何を学び、どう実践できるのか、参加者のみなさんと考えたいと思います。
企画4-1「総合診療医が生き残るために ~自分の能力を再評価する~」
(90分)
社会医療法人清風会 岡山家庭医療センター  賀來   敦
東海大学 伊勢原教学課  里見 なつき
千葉大学医学部附属病院 細胞治療内科学講座  我妻 久美子
神戸大学 D&N plus ブラッシュアップセンター  橋本 富美子
東京女子医科大学 看護学部成人看護学  原   美鈴
東京女子医科大学 看護学部看護職生涯発達学  草柳 かほる
 「自分の将来を想像してください」。そう問われたとき、自分の5年後の姿を思い浮かべることはできますか?このワークショップではあなたの未来を探すお手伝いを、6名のキャリアコンサルタントがいたします。
 将来のキャリアを考えるときに最も大事なのは、3つの要素(自分自身の価値観・興味・能力)を基盤としたアイディンティティや自己概念の確立です。今回は3要素の中で、特に自分自身のもつ様々な「能力」を個別ワークを通じて明らかにし、スモールグループディスカッションでは、自分の気づいていない能力の発掘に取り組みます。
<対象>
 5年後の自分のビジョンが見えない方(例:次の勤務先を検討している指導医・専門医取得後の身の振り方を決めかねている専攻医・育児中の働き方に悩んでいる専門医など)
<企画の特徴>
 ・参加登録者には後ほど「事前学習についてメール」が届きます。(45分程度のビデオ視聴)
 ・6名のキャリアコンサルタントが個別ワークの支援を行います
企画4-2「研究するなら、まともに論文を読めないと!~質が高い研究、してみない?」
(90分)
東京北医療センター 総合診療科  南郷 栄秀
 研修医時代、「先生もそろそろ学会発表する?」なんて言われてデビューしたポスター発表。2度目は口演で、質疑応答にドキドキしたっけ。その後も学会が来るたびに、「何か発表できるものない?データをまとめてみてよ」って上級医に言われ、学会発表が毎年義務みたいになっているよね?自施設での取り組みを思いつきのアンケート調査で評価して、「てみた」発表したことない?
 で、演題登録されたものが査読に回ってくるんだけれど、正直言って、研究の体を成していないのがほとんど。研究のやり方も知らずに研究したつもりになっているでしょ。そんなテキトーでいいの?見たことない手技、できないよね?見たことない治療、できないよね?まずは、まともな論文を探せるようにならないと!正しい研究方法を知って読み解く力をつけないと!アイタタタと思ったそこのあなた、質の高い研究を目指してちょっと聴きに来ない?